気になるしみ治療
いつの間にか頬に出てきたしみ。ふと鏡で自分の顔を見て、ため息つくこともあるのではないでしょうか?
しみもいろいろあって、軽い老人イボ(脂漏性角化症)、いわゆるしみと言われる老人性色素斑、肝斑と間違われやすい後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)、そばかす(雀卵斑)、典型的な肝斑、炎症後色素沈着など、様々です。また一人の顔にこれらの疾患が混在することもとても多いです。
しみ一つ一つ、しっかり見極めて治療にあたります。
特にくっきりしたしみは、老人性色素斑のことが多く、レーザー治療を行うことがあります。
(当院HPこちらも参照ください→
http://www.nahakana-hihuka.com/beauty/pigment_freckle/)
治療としては、しみ部分に麻酔クリームを塗った後にQスイッチYAGレーザー3mmスポットサイズで、532nmの波長で当てていきます。
レーザーを当てる時間的には数分ですが、当てた後の数ヶ月のケアが大変重要です。
当てた後1−2週間程度は軟膏をぬってもらいますし、掻かないように遮光のためにテープをしてもらうこともあります。
またカサブタがとれたあともサンスクリーン剤のケアを欠かさずしてもらいます。
患者さんによっては、レーザー治療後にかえって一時的に色素が強くなる炎症後色素沈着という現象がおこることもあります。
再照射が必要な場合や無効な場合もでてきます。
レーザー治療は魔法の治療ではなく、当てた後の地道な努力で数ヶ月かかって効果が出てくるものなのです。
今日はひな祭り。我が家のおひな様は肌が白くてきれいだわーとうっとりします。
下まつげもきれいに書かれていて本当に素敵です。
もう春ですね。
関連記事