2015年06月21日

夏ニキビのスキンケア

梅雨明して本格的に暑くなってきました。
夏に向かって、ニキビが悪化したと来院される方が増えています。

原因のひとつは、暑さにより、皮脂分泌が増加し、アクネ菌やぶどう球菌などが増殖しやすくなるからです。また汗をかいてふく動作が増えたりしてこする刺激も悪いのではないかと思います。また大量の汗、紫外線により皮膚のバリア機能低が低下しますので、アクネ菌の増殖を許してしまうのです。
最近急にニキビが増えたな、という場合は、基本のスキンケアを見直しましょう。

朝のスキンケアで、水洗顔だけの方が多く見られますが、ニキビでお悩みの方は1日2回の洗顔は必要です。
寝ている間にも余分な脂分が溜まり、毛穴に詰まっていることが多いので、いつも以上に洗顔は念入りにしましょう。
その後の保湿はしっかりと行いましょう。
またエアコンをつけたまま寝る人が多いと思います。しっかりと水分保湿をして寝るようにしましょう。
ニキビが気になる場合は早めに皮膚科を受診して治療しましょう。

頑固なニキビの方に、特に当院では、美容皮膚科(自費診療)でサリチル酸マクロゴールピーリングをおすすめしています。
6月7月は、サリチル酸マクロゴールピーリングが15%OFFとなります。
是非この機会にどうぞ!
詳しくは美容皮膚科スタッフまでお問い合わせ下さい。


  


Posted by nahakana-hifuka at 18:16皮膚科の病気美容皮膚科

2015年06月17日

とびひ増えています

とびひとは民間で言われる俗名で、皮膚科の正式病名は伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)と言います。
ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌(溶連菌と略します)などが原因菌の細菌による皮膚の感染症です。
接触によって火事の飛び火のようにあっと言う間に広がるから、たとえて“とびひ”といわれています。
以前の記事も参照下さい.
(2014/10/5とびひは文字通り飛び火します)

あせも・虫刺され・湿疹などをひっかいたり、転んでできた傷に二次感染を起してとびひになります。また、鼻孔の入り口には様々な細菌が常在しているため、小さなお子さんで鼻を触るくせがあったり、鼻の周囲からひっかくことでとびひになってしまいます。

治療は、軽いもの以外は、通常は抗菌薬の内服を併用します。とびひは痒みも強くもともと虫さされからの事も多いので、抗ヒスタミン薬の内服をさせてかきむしらない様にすることも大切です。

特に夏はまめにシャワーで汗を洗い流し、皮膚を清潔にしましょう。手洗いの励行、爪を短く切り、かきむしって皮膚に傷つけたりしないようにさせることが大切です。

通園先で水遊びや学校のプールに関してですが、とびひを悪化させたり、他人にうつす恐れがありますので、プールや水泳は完全に治るまでは禁止です。
日本臨床皮膚科医会、日本小児皮膚科学会が共同で統一見解を出しています。

*伝染性膿痂疹(とびひ)の、「プールへ入っていいか悪いかに対する統一見解」
かきむしったところの滲出液、水疱内容などで次々にうつります。プールの水ではうつりませんが、触れることで症状を悪化させたり、ほかの人にうつす恐れがありますので、プールや水泳は治るまで禁止して下さい。

これからお子さんは、外での行事が多くなると思います。
とびひかな?と思ったら早めに皮膚科を受診しましょう。


  


Posted by nahakana-hifuka at 21:31皮膚科の病気

2015年06月15日

そのくすみは肝斑?

肝斑は、30代以降の女性によく見られますが、とても悩ましく感じますね。

当院にも多くの肝斑の方が来院されています。
肝斑は①頬骨型、②眼周囲型、③口周囲型、④頬部外側型、の4型に分類されています。
30から50歳代の女性に多くアジア系、ヒスパニック系、ラテンアメリカ系の有色人種に多いといわれています。インド人では肝斑の20%が男性とのことです。沖縄でも男性に認められる場合もあります。

女性ホルモンの影響、摩擦刺激、間違ったスキンケア、紫外線、ストレスなどによる関与が指摘されています。
肝斑患者さんの42%が妊娠を契機に発症したという報告があり、子育て世代の女性を悩ますものです。

まず内服治療を行い、過剰にこすらないようにしてもらいます。ご希望により美容皮膚科にて個人個人の肌をみながら治療メニューを決めていきます。老人性色素斑(いわゆるシミ)との合併もとても多く、まず肝斑の治療をしてからその他のシミを薄くする事を考えていきます。

なんだか最近お肌がくすんできたな、という方は、一度当院ご相談ください。


  


Posted by nahakana-hifuka at 20:10皮膚科の病気美容皮膚科

2015年06月02日

6月3日水曜日午後学校検診

6月3日水曜日午後の診療ですが、学校健診業務のため、
午後の受付を15時半からとさせていただきます。
大変申し訳ありませんが何卒宜しくお願い致します。
  


Posted by nahakana-hifuka at 13:05クリニックのこと