2016年06月16日

こちらこそありがとう

先日、クリニックにきてくれた女の子からこんな可愛いプレゼントをいただきました!

すごく上手にかけてますね〜
笑顔を描いてくれて、とても嬉しかったです〜!
『ありがとう』の言葉で疲れも吹っ飛びます。
こちらこそ、ありがとうございました!

開業して2年半がすぎ、お子さん連れの方が増えてきました。
新生児から思春期の中学生まで、様々な年齢のお子さんがいらっしゃいます。
とくに初めてのお子さんの皮膚の変化は保護者の方は心配な事が多いと思います。夏は感染しやすく、とびひなどへの悪化がしやすいので、注意が必要です。
当院にはキッズルームがありますので、お子さん連れの方は遊んでお待ちくださいね!





那覇 皮膚科  


Posted by nahakana-hifuka at 06:40クリニックのこと皮膚科の病気

2016年06月14日

水虫かも?と思ったら。

梅雨前線の影響で雨ばかりの日々ですね。
連日湿度も90%超えで、じめじめしていますね。それにともない、皮膚科では、水虫の患者さんが増えています。

水虫は白癬菌というカビによる感染症です。梅雨時期の多湿状態、雨靴を長い時間着用したりで発症が多くなります。
この時期に多い足白癬の型としては、趾間型(乾燥型と湿潤型、いわゆる水虫のイメージ)、小水疱型(足の裏に多い)です。無症状の角質増殖型(かかとのがさがさ、ひび割れ)の方が梅雨時期に前二者の足白癬となりかゆみなどの自覚症状が出てきます。

我が国の疫学調査では、足白癬が増え始める5月には、なんと5人に1人は足白癬があるという報告があります。
温泉場やあるいは水虫患者さんがいる家庭の足拭きマットには、高率で白癬菌が存在します。入浴後にそのようなマットを踏むと、白癬菌が足に付着します。そのまま、靴下を履いた場合、長時間白癬菌が足に付着して足白癬になってしまいます。

水虫と聞いて、家族にうつりますか?と心配される方も多いですが、感染予防としてスリッパやバスマットはこまめに洗い、白癬菌が付着している場合があるので床もきれいに掃除しましょう。

外用剤で治療しますが、白癬菌は症状が治まったように見えても生き続けていることがあるので、根気よく塗り続けることが大事です。症状のない場所にもひそんでいることが多いので、足の指の間、足の裏全体に塗るのが基本です。

抗真菌薬の外用治療を始めると菌は減り、広がらなくなります。足を良く洗って清潔を保ち、足を蒸らさないよう靴下は通気のよいものを履きましょう。5本指ソックスも便利です。

梅雨時期、足にかゆみ、かさかさ、水ぶくれあれば水虫かもしれません。
また逆に、水虫と思っても、別の皮膚病のことも多いです。
ひどくなる前に皮膚科で見てもらいましょう。



那覇 皮膚科  


Posted by nahakana-hifuka at 20:53

2016年06月10日

しっかり日焼け止めを!

もう真夏のような日差しですね!
紫外線に注意が必要です。でも日焼け止め、どれを選んでよいのかお悩みの方も多いです。
しっかり紫外線を防ぎたい、なおかつ美白したいかたにはナビジョンDRシリーズがおすすめです。このシリーズには2つの美白有効成分トラネキサム酸と、4MSKが配合されています。
日焼け止めでは3つがあります。

TAホワイトプロテクトUV(SPF50 PA++)
トラネキサム酸4MSK配合
あらゆる紫外線を防ぎながら、美白もしたいかた
洗顔料だけで落とせる日やけ止めをお探しのかた
夏場など、さっぱりとした軽い付け心地のモノを使いたいとき
白浮きしないモノをお探しのかたにおすすめです。
通常のクレンジングフォームなどの洗浄料で落とせます。

TAマイルドプロテクトUV(SPF40 PA+++)
トラネキサム酸配合
紫外線吸収剤に敏感な方
紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)の日やけ止めで、美白もしたいかた
アルコールフリーのモノをお探しのかたにおすすめです。
通常のクレンジングフォームなどの洗浄料で落とせます。

BBプロテクトUV(SPF 50  PA++++)
施術後の赤み・色ムラをきれいにカバーしたいとき
汗・皮脂にくずれやすいときの化粧下地として
薄化粧したいときにおすすめです。
洗顔時は、メーク落としをお使いになることをおすすめします。

夏本番にむけて、しっかり準備しましょう赤ハイビスカス  


Posted by nahakana-hifuka at 00:53

2016年06月07日

ニキビは皮膚科にご相談を!

日本皮膚科学会より尋常性痤瘡治療ガイドライン2016がでました。
ニキビは青春のシンボルといわれ、昔は病院へいく意識がなかったものです。思春期は外観に対して精神的にとても敏感な時期であること、およびニキビは軽くてもニキビ痕を残すことがあり、早期の治療が必要なのです。

ストレス、ホルモンバランスなど関与しますので、一人一人の症状をみてさまざまな外用と漢方や抗生剤を組み合わせて治療します。
思春期ニキビはディフェリンゲル、デュアックゲル、胸や背部のニキビはベピオゲルでだいぶ改善されますが、顎周りの大人ニキビはなかなか頑固です。頬から顎を中心にU型の分布を示します。

なかなかニキビの赤みがひかない、同じ場所にばかりニキビが出る、保険診療で治療が効果がなく難治なニキビである、そういう方に対して当院では自由診療であるサリチル酸マクロゴールピーリングを行っています。外用剤がかぶれてしまう場合にも、保険治療外ですが、サリチル酸マクロゴールピーリングをお勧めしています。
(日本皮膚科学会尋常性痤瘡治療ガイドラインではC1:標準治療が無効あるいは実施できない場合にグリコール酸あるいはサリチル酸マクロゴールピーリングによるケミカルピーリングを選択肢の一つとして推奨する。)




炎症性ニキビの赤みがかなりとれて改善しています。新生もほとんどなくなってきています。
(※ご本人の了承を得て写真を掲載させていただいております。)

サリチル酸マクロゴールピーリングは、皮膚に化学薬品を塗布して皮膚を剥離させ、創傷治癒機転による皮膚の再生を利用してにきびを改善させる方法です。
サリチル酸マクロゴールは、30%、PH1.7で皮膚の角層のみに作用して炎症をおこすことなく、古い角層はほとんどすべて剥離されます。
また、サリチル酸マクロゴールピーリングでは他の基剤と異なり皮膚の皮脂腺から吸収されません。皮膚角層の細胞のみに作用するので、刺激がなく、後からの副作用の心配がないので、従来のグリコール酸や乳酸のピーリング後に痒くなった方にも、適しています。にきびのみならずしわ、色素斑、きめの改善もあります。1ヶ月に1回、最低3回、通常5回は受けないと効果が実感できないと思われるので、継続して受けることが必要です。(こちらも参照下さい→大人ニキビにサリチル酸マクロゴールピーリング!)        
また、ピーリング直後の角層剥離状態でのビタミンCイオン導入併用によりメラニン生成抑制で美白効果も期待できます。

美容皮膚科では、6月7月がサリチル酸マクロゴールピーリングが15%OFFとなります。
詳しくは美容皮膚科スタッフまでお問い合わせ下さい。

那覇 皮膚科  


Posted by nahakana-hifuka at 23:10