軟膏とクリーム
軟膏とクリームの違いは何でしょう?
クリームには水が含まれていて、油ときれいに混ざっていることです。専門用語では『乳化』と呼んでいます。
さらさらとして使用感のよいのはクリームの方で夏などべたつきが強く感じられる場合など、使用感を考慮して軟膏からクリームに変える場合もあります。ただし、軟膏に比べて刺激があるので、傷やじゅくじゅくした部分には適しません。
一方、軟膏には水が含まれていません。油脂性のワセリンを主に基剤として使用した塗り薬です。
刺激が少なくほとんどの部位に使えますが、べとつき感から夏は敬遠されることもあります。皮膚の保護作用があり、冬には適しています。
また、塗り薬の容器内で細菌が繁殖する事もあるので使用前には良く手を洗い、水が塗り薬につかないように気をつけましょう。
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