紫外線対策①
明日より新年度がはじまりますね。
新しい園生活や環境に入る子供達も多い事でしょう。
外遊びも増えてくる事と思います。
日本臨床皮膚科学会の統一見解として2011年10月に発表された『学校生活における紫外線対策に関する具体的指針』があります。
紫外線対策の目的は、生涯にわたり健やかな肌を保つこと。
不必要に過剰な紫外線に暴露されないための大切な生活習慣です。
具体的には
①時間や場所の工夫、
②身につける衣類や帽子の利用、
③肌に直接つけるサンスクリーン剤、が紫外線対策の具体的対策となります。
野外活動は10時から14時を避けること、また過剰な赤外線は熱中症の原因になるため時間の工夫が必要です。
日陰では50%に紫外線が減りますが、薄曇りでは80%の紫外線量なので対策が必要です。
帽子はつばが7センチのキャップ型帽子で紫外線防御効果が60%に、ハット型であれば65%になります。
衣類では、織目と編目がしっかりした綿かポリエステル綿の混紡素材が紫外線を透過しにくいです。
色が濃い色の方が紫外線を吸収しますが、熱中症の心配からは白又は淡い色が好ましく体を覆う部分の多い服の方が効果が高いです。
どんどん紫外線が強くなってくる季節です。
気持ちよく過ごすためにもしっかり紫外線対策をしましょう。
関連記事