2016年03月17日

パッチテスト

パッチテストはかぶれ(接触性皮膚炎)の原因を明らかにする検査法の一つです。
かぶれの原因か、とご本人および医師が疑った化粧品などを貼付するのですが、貼付した製品に原因物質が含まれていないとせっかく検査しても原因判明までいかないこともあります。
そこで特にかぶれやすく、日本人において陽性率が高いとされるといわれているアレルゲン(ジャパニーズスタンダードアレルゲン)をそろえたパッチテストをすることも大事になってきます。

ジャパニーズスタンダードアレルゲン25種類の内21種類及びメルカプトベンゾチアゾールの合計22種類のアレルゲンを2枚のパネルに配置しアレルゲン22種類を一度にパッチテストを行うことができるアレルギー性皮膚疾患検査薬が2015年5月より発売されています。

アレルゲンとユニットが一体となっていて、シールをはがして貼付するだけなので検査する方も簡便です。

ただし、このパッチテストを使用したからといって、全ての原因がわかる訳ではありませんが、ある程度かぶれるものを確定する事はできると思います。
なかなか湿疹が治らず繰り返す場合医師と相談してパッチテストが原因検索として有用と思われます。
  


Posted by nahakana-hifuka at 23:05

2016年03月13日

3月は節目の季節♪

合格発表、卒業式、転勤いろいろと節目の季節ですね。
通院されている患者さんとも『今日で最後です』といった会話がなされる事が多くなってきました。
また、受験もおわってやっと来院することができるようになりましたと、学生さんがいらっしゃっています。
皮膚科の疾患は、慢性の経過をたどることが多いのですが、少しでも良くして新しい生活に進んでほしいと思います。
美容皮膚科では3月いっぱいはイオン導入がおすすめですので、この機会に美白への一歩を始めるのも良いのではないでしょうか。






  


Posted by nahakana-hifuka at 22:01