2014年04月08日
そろそろこの季節
シーミー(清明祭)入りしましたね。早速日曜日におこなった門中もあるのではないでしょうか。
さて、この頃から少しずつ水虫の患者さんが増えてきます。
水虫は白癬菌というカビによる感染症です。夏になるとプールに行く機会が増え、足拭きマットなどから感染してしまうことが多くなります。水虫(足白癬)と診断を告げたとき、良く言われるのが、かゆくないのに水虫なんですか?という言葉です。
答えは、水虫でもかゆくないこともある、です。
足白癬の型としては、趾間型(乾燥型と湿潤型、いわゆる水虫のイメージ)、小水疱型(足の裏に多い)、角質増殖型(かかとのがさがさ、ひび割れ)の3つです。
それぞれかゆくない場合があります。そのときは無治療の期間が長くなります。
外用剤で治療しますが、白癬菌は症状が治まったように見えても生き続けていることがあるので、根気よく塗り続けることが大事です。症状のない場所にもひそんでいることが多いので、足の指の間、足の裏全体に塗るのが基本です。
水虫と聞いて、家族にうつりますか?と心配される方も多いですが、感染予防としてスリッパやバスマットはこまめに洗い、白癬菌が付着している場合があるので床もきれいに掃除しましょう。
抗真菌薬の外用治療を始めると菌は減り、広がらなくなります。足を良く洗って清潔を保ち、足を蒸らさないよう靴下は通気のよいものを履きましょう。5本指ソックスも便利です。
足に気になる症状があれば、梅雨時期にひどくなる前に皮膚科で見てもらいましょう。
今日は小学校の入学式でしたね。真新しいランドセルを背負った子供たちがご両親と歩いているのを見て微笑ましくなりました。新生活、そして新年度を迎えるすべての方が楽しい一年になるよう願います。
さて、この頃から少しずつ水虫の患者さんが増えてきます。
水虫は白癬菌というカビによる感染症です。夏になるとプールに行く機会が増え、足拭きマットなどから感染してしまうことが多くなります。水虫(足白癬)と診断を告げたとき、良く言われるのが、かゆくないのに水虫なんですか?という言葉です。
答えは、水虫でもかゆくないこともある、です。
足白癬の型としては、趾間型(乾燥型と湿潤型、いわゆる水虫のイメージ)、小水疱型(足の裏に多い)、角質増殖型(かかとのがさがさ、ひび割れ)の3つです。
それぞれかゆくない場合があります。そのときは無治療の期間が長くなります。
外用剤で治療しますが、白癬菌は症状が治まったように見えても生き続けていることがあるので、根気よく塗り続けることが大事です。症状のない場所にもひそんでいることが多いので、足の指の間、足の裏全体に塗るのが基本です。
水虫と聞いて、家族にうつりますか?と心配される方も多いですが、感染予防としてスリッパやバスマットはこまめに洗い、白癬菌が付着している場合があるので床もきれいに掃除しましょう。
抗真菌薬の外用治療を始めると菌は減り、広がらなくなります。足を良く洗って清潔を保ち、足を蒸らさないよう靴下は通気のよいものを履きましょう。5本指ソックスも便利です。
足に気になる症状があれば、梅雨時期にひどくなる前に皮膚科で見てもらいましょう。
今日は小学校の入学式でしたね。真新しいランドセルを背負った子供たちがご両親と歩いているのを見て微笑ましくなりました。新生活、そして新年度を迎えるすべての方が楽しい一年になるよう願います。
Posted by nahakana-hifuka at 23:03
│皮膚科の病気