2014年10月02日

毛虫に気をつけて!&10月4日土曜日は休診です

※10月4日土曜日は都合により休診とさせていただきます。
      宜しくお願いいたします。


さて、最近毛虫皮膚炎の患者さんがまたいらっしゃっています。
屋外の活動している方で、強いかゆみを伴う赤い小さい丘疹が多発している、といったような特徴的な皮疹があれば、毛虫皮膚炎を考えます。

チャドクガの幼虫は4~6月と7~9月にかけて2回発生すると言われています。
たまたま私も出先で立派な木を見ていたら幹に黄色い毛虫を2匹みました。5月から6月にかけては毛虫が多く発生し記事やニュースにもなっていて、毛虫皮膚炎の方がたくさんいらしてましたが、最近また毛虫が多く発生しているのでしょうか?

毛虫の幼虫のからだには50~100万本以上もある微細な毒針毛があり、それが皮膚に触れることにより皮膚炎を生じます。
毒針毛は0.1mm程度の小さいものですので、風に乗って洗濯物などにも付着します。
刺された直後であればテープでその部位をはがしましょう。毒針毛を取ることが先決です。
取り方はガムテープやセロハンテープなどを刺された部分に貼り、ゆっくりと剥がして毛を取り除きます。
これを繰り返します。
次に皮膚を水で洗い流します。石けんを泡立てて、丁寧に、こすらないように洗うと効果的です。
かゆみが強いようなら皮膚科で見てもらうと良いと思います。

運動会シーズンですので、子供達は外で活動したり、ご家族は外でお弁当を食べる事もあると思います。
木の下には十分気をつけて、長袖長ズボンで肌の露出をさけましょう。
毛虫に気をつけて!&10月4日土曜日は休診です



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Posted by nahakana-hifuka at 23:48 │皮膚科の病気