2015年12月22日

12月の皮膚科☆

☆年末の診療は、30日水曜日50番で受付終了とさせていただきます。
 年始は4日からとなります。宜しくお願いいたします。☆


 師走も下旬に入り今年も残り10日ほどとなりました。定期的に通っている方や帰省する方が今年最後の受診をされています。
 冬に入って全身がかさかさ痒くなる皮脂欠乏性湿疹はもちろん多いのですが、寒くなったり暑くなったり(?)で乾燥と汗の両方の刺激を短期間で受けてしまい、バリア機能が壊れて湿疹の増悪を認めることも多いです。
 また、気温の高い日があるので、まだまだとびひ(膿痂疹)のお子さんも多く見られます。

 さて。年末になり『また来年ですね。』というお声かけも多くしていく中、ふと複雑な気分にもなります。早く良くして治療を終了したいのですが、慢性的に続くもの、体質としての皮膚病が多いので、どうしても治療に時間がかかります。コントロールするためにも、また来年も!となるのです。

 さらに、最近の気になる事として市販のステロイド剤(フルコート)にて皮疹が増悪した、治らないとのことで来院される方が複数いらっしゃいました。虫さされや痒み湿疹にはいいのですが、皮膚の状態によってかえってひどくなります。ステロイドを自己判断で使うのはやめて、皮膚科を受診される事をお勧めします。

12月の皮膚科☆



Posted by nahakana-hifuka at 21:13