2017年06月22日

日光での薬疹

沖縄地方、今日梅雨明けしましたね〜✨
やはり、夏の光、空気になってきました!

そうなると気になるのが紫外線です。紫外線はUVA、UVB、UVCと分類されていますが、日常問題となるのがUVAとUVBです。
紫外線による皮膚障害は急性では日焼け反応(サンバーン、サンタン)、慢性では光老化(シミ、シワ)皮膚がんが知られています。

また、薬剤を内服したときに日光にあたる露出部(顔、耳、首、手背)にかゆみを伴う紅斑が出現する事があります。原因薬剤として頻度が高いものはアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬とサイアザイド系利尿薬の配合薬、非ステロイド系抗炎症鎮痛薬です。外用薬ではケトプロフェンによる光接触性皮膚炎が多く報告されています。疑わしい薬剤を中止し、日光をさける事が必要です。

真夏の紫外線、個人により反応も違いますので、衣服による防御とサンスクリーン剤使用で、日光による皮膚炎を防ぎましょう。
日光での薬疹




Posted by nahakana-hifuka at 23:15