2021年04月28日

ウサギ飼育とイネ科アレルギー

そろそろ暑くなってきて毛虫皮膚炎もふえてきています。
また、まぶたの痒みの方も増えている印象です。汗かぶれも多いのですが、引越しや大掃除の際のハウスダストアレルギーの方もいらっしゃるかもしれません。

他にもアレルギーを引き起こすものにイネ科の植物の「カモガヤ」「オオアワガエリ」があります。
カモガヤの別名を「オーチャードグラス」、オオアワガエリの別名を「チモシー」といいます。ともに飼料用(主に採草用)として最も広く利用され、沖縄を除く全国で栽培されています。花粉の飛散時期は5月~8月になります。空き地・道端・畑の周辺などに、ほぼ日本全域に生息しています。

チモシーはウサギ飼育の餌の牧草としても販売されており、沖縄でもウサギを飼っている方では毎日扱うことがあります。
ウサギを飼っているうちに、目の痒みやくしゃみ、蕁麻疹などアレルギー症状が出る場合、ウサギ上皮、かつイネ科植物(オオアワガエリ:チモシー)のアレルギーがないか、検査を検討したほうがいいかもしれません。症状により病院でご相談ください。
ウサギ飼育とイネ科アレルギー




Posted by nahakana-hifuka at 23:36