2014年12月20日

シミ治療☆その後が大事

冬はシミ治療に適した季節です。
一口にシミといっても、シミにもいろいろありますので、どのような治療がいいのかそれぞれ違ってきます。
顔にたくさんあるシミ(老人性色素班)、そばかす(雀卵斑)であれば、フォトRF(オーロラSR)の適応です。肝斑といって、くすんだような頬骨周囲のシミは内服治療をおすすめすることもあります。

顔に1個だけあるくっきりした小型のシミ(老人性色素斑)であれば、YAGレーザーの適応となります。
シミ治療☆その後が大事
治療としては、シミ部分に麻酔クリームを塗った後にQスイッチYAGレーザーで当てていきます。レーザー照射時の痛みは、輪ゴムをはじいた程度の痛みです。塗り薬による麻酔もありますのでご安心ください。
レーザーを当てる時間的には数分ですが、当てた後の数ヶ月のケアが大変重要です。

当てた後1−2週間程度は軟膏をぬってもらいますし、掻かないように遮光のためにテープをしてもらうこともあります。
またカサブタがとれたあともサンスクリーン剤のケアを欠かさずしてもらいます。

患者さんによっては、レーザー治療後にかえって一時的に色素が強くなる炎症後色素沈着という現象がおこることもあります。
再照射が必要な場合や無効な場合もでてきます。

レーザー治療は魔法の治療ではなく、当てた後の地道な努力で数ヶ月かかって効果が出てくるものなのです。

レーザー治療が怖い方やテープを貼る事が不可能な方には、ハイドロキノン軟膏やフォトRF(オーロラSR)でじわじわと効かせていく治療もありますので、まずは美容皮膚科スタッフまでご相談下さい。




Posted by nahakana-hifuka at 19:36